With CORONA コロナ禍の今だからこそ動く!遠方の顧客サポートシステム導入とメンズ化粧品開発
TENG STORE OSAKA コラム With/Afterコロナ きゃあきゃあ商品開発 オリジナルブランド メンズ化粧品 ライフスタイルの提案へ
2021.8.31

コロナ禍の中、密かにまいていた種が芽吹き始めました。
TENG STORE OSAKAは洋服だけでなく、ライフスタイル自体を提案するブランドへと飛躍します。
今回の記事はその1回目、オルガワークスがコロナ禍でも前へ進む理由や、遠方のお客さんとの密な関係づくりの新システム導入やめんどくさがり世代のためのメンズ化粧品開発についてお伝えします。

聞き手/文
ヒトト製作所 野坂大
連載コロナ禍でも止まらないオルガワークス
登場人物

細川
オルガワークス専務。あらゆるプロジェクトを企画。

小川
オルガワークス社長。ただただ洋服が好き、野中店長をバックアップ。

野中
TENG STORE OSAKA店長。オリジナルブランドLACのデザインを手掛けている。
コロナで再認識!やっぱりリアルの場が大事

オルガワークスは、新しいプロジェクトを進めていると伺いました。
僕らが運営している大きめサイズのメンズアパレルブランドのTENG STORE OSAKAのプロジェクトをいくつか進めていまして、そろそろ芽ぶきはじめてます。


コロナが世の中に出回り始めた2020年の3月ごろは、展示会を断行されたとおっしゃっていましたよね。

逆にお客さんから「やってくれてありがとう。」「来てくれてありがとう。」って言ってもらえたんですよ。


まだ何者かわからないコロナに対して、出来る限りのコロナ対策はして臨みましたが、お客さんたちもすごく協力してくれて、関係性を築けていたからこそ開催することが出来たと思います。


こういう状況の中でも、自分たちができることを考え、対策を怠らなければコロナと共存できると感じました。

たくさんの方が来てくれて「遅いねん!」って怒られました(笑)
「出かけるのは制限しているけど、この展示会は行くって決めていたのよー」、と言ってくれたり。


感染者が出ることもないし、ネガティブなことを言われたり、中止になるような悲しい出来事も全く起こりませんでした。

会えなくても密なコミュニケーションをしたい
地方のお客さんとはなかなか会う機会がない。そんな地方のお客さんとどうやったら密な関係づくりができるのかを考えたんです。

そこでECサイトでコミュニケーションを円滑にできるようにシステムを拡充することに決めました。


簡単な質問はAIが答え、その他の相談は僕たちが答えられるようなチャット機能などですね。
直接会えなくても、感覚的に僕らと会話しているような感じの仕組みも作っていきたいって考えているところです。


その他の90%以上の人は「質問すると迷惑かな…?」と思って諦めるか、買ってみたけどサイズが違うなど、お客さんを満足させられてないのが現状だと思うんです。


潜在的にもっとうちの服を楽しみたいと思っている方に、より感覚的に寄り添えるようにしたいなって思うんです。
特に、僕たちは大きいサイズの服を販売しているんで、サイズ感で悩んでいる人はすごく多いんですよね。

自分の服のサイズを測ってもらい、買ってもらうだけでは、ちょっと不親切じゃないですか?
だから、身長体重、体つきがわかる写真を送ってもらって、僕たちがサイズや色味を提案できるようにしたいと思っているんです。


だからこそ、コミュニケーションの敷居をいかに低くするかがすごく重要だなと感じています。

今までは感覚的に服を作ってきましたが、これからはそういった過去のお客さんとのやりとりのデータを使って、経営に役立てたいなと思っています。


コロナ禍だから増えたおうち時間。洋服だけじゃなくライフスタイルの提案へ



今、僕らは服を売るというより、ライフスタイルの提案に向かって行っていて、日常的で身に付けるものの質を高められるような提案、商品開発をしたいと思っているんです。


開発中のメンズ基礎化粧品

女性の化粧品にしても、外見を綺麗に見せることから、本質的な自分の肌の状態を良くするような化粧品の需要が高まっているように思うんです。


めんどくさいマインドに寄り添うメンズ化粧品

開発中のメンズ基礎化粧品
例えば、洗顔フォーム、シェービングクリーム、導入化粧水、化粧水、乳液などなど。
若い人はそういったことに手間を惜しまないから成り立つと思うんです。


それはめんどくさくて…
百貨店のメンズの化粧品売り場に行って、いろいろ試して買うこともないし、たくさんの工程もめんどくさい。
年齢的に自分にかけるお金に余裕があり「何を身につけようか?」と考える反面、煩わしいことは嫌なんです。


めんどくさいのは嫌。でももうちょっと良くなりたい!という矛盾みたいなものを解決することができるメンズ化粧品を作りたいんです。
どっちかというと人のマインドに寄り添うメンズ化粧品を作りたいと思っています。


例えば、洗顔とシェービング、保湿が、1つの化粧品でできたらめっちゃ楽じゃないですか?


顔を1回洗って、シェービングクリーム塗って剃って、またゆすいで…化粧水って…当たり前のルーティンだと思っていました。
それで保湿まで出来るんです。


ずぼらな僕ら3人がどうやったら続けられるか、その観点を大切にして作っています。
正直、「〇〇エキスがどう!」とか言われたからって、分からないじゃないですか。
手間なく続けられて長期間使ってもらえる商品を目指しています。
