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With CORONA コロナ禍の今だからこそ動く!遠方の顧客サポートシステム導入とメンズ化粧品開発

TENG STORE OSAKA コラム With/Afterコロナ きゃあきゃあ商品開発 オリジナルブランド メンズ化粧品 ライフスタイルの提案へ

細川 細川

コロナ禍の中、密かにまいていた種が芽吹き始めました。

TENG STORE OSAKAは洋服だけでなく、ライフスタイル自体を提案するブランドへと飛躍します。

今回の記事はその1回目、オルガワークスがコロナ禍でも前へ進む理由や、遠方のお客さんとの密な関係づくりの新システム導入やめんどくさがり世代のためのメンズ化粧品開発についてお伝えします。

聞き手/文
ヒトト製作所 野坂大

登場人物

細川

細川

オルガワークス専務。あらゆるプロジェクトを企画。

小川

小川

オルガワークス社長。ただただ洋服が好き、野中店長をバックアップ。

野中

野中

TENG STORE OSAKA店長。オリジナルブランドLACのデザインを手掛けている。

 

コロナで再認識!やっぱりリアルの場が大事

野坂
野坂
このコロナ禍で、
オルガワークスは、新しいプロジェクトを進めていると伺いました。

はい、
僕らが運営している大きめサイズのメンズアパレルブランドのTENG STORE OSAKAのプロジェクトをいくつか進めていまして、そろそろ芽ぶきはじめてます。
細川
細川

野坂
野坂
確か、
コロナが世の中に出回り始めた2020年の3月ごろは、展示会を断行されたとおっしゃっていましたよね。

毎年3月、9月はTENG STORE OSAKAの新作を発表する展示会を東京と大阪で行う特別な月なんですが、恐怖心を持ちつつ勇気を出して開催したのを覚えています。
細川
細川

実際に、開催してみたら、
逆にお客さんから「やってくれてありがとう。」「来てくれてありがとう。」って言ってもらえたんですよ。
野中
野中

野坂
野坂
それは嬉しいですね!

お客さんとの信頼関係を再認識した展示会でした。

まだ何者かわからないコロナに対して、出来る限りのコロナ対策はして臨みましたが、お客さんたちもすごく協力してくれて、関係性を築けていたからこそ開催することが出来たと思います。

細川
細川

お客さんと一緒に展示会を作り上げている感覚があって「あっ!これやな」と思ったんです。
小川
小川

リアルの場をなくしたらダメだと思ったんです。

こういう状況の中でも、自分たちができることを考え、対策を怠らなければコロナと共存できると感じました。

細川
細川

初めて名古屋展を開催した時は、
たくさんの方が来てくれて「遅いねん!」って怒られました(笑)

「出かけるのは制限しているけど、この展示会は行くって決めていたのよー」、と言ってくれたり。

小川
小川

野坂
野坂
新しい場所で開催したんですね!

そこから、大阪展・東京展・福岡展と全国を転々と…そしてフリマも。

感染者が出ることもないし、ネガティブなことを言われたり、中止になるような悲しい出来事も全く起こりませんでした。

野中
野中

 

会えなくても密なコミュニケーションをしたい

そんなリアルな場の大事さに気付いたんですが、展示会を開催するのは都市部だけ。

地方のお客さんとはなかなか会う機会がない。そんな地方のお客さんとどうやったら密な関係づくりができるのかを考えたんです。

細川
細川

実際に、地方の方からのSNSのフォロワーも増えてきてて。

そこでECサイトでコミュニケーションを円滑にできるようにシステムを拡充することに決めました。

野中
野中

野坂
野坂
具体的にどんなシステムなんでしょうか?

例えば、サイズを打ち込めばAIが洋服を提案してくれたり、
簡単な質問はAIが答え、その他の相談は僕たちが答えられるようなチャット機能などですね。

直接会えなくても、感覚的に僕らと会話しているような感じの仕組みも作っていきたいって考えているところです。

細川
細川

野坂
野坂
ECで洋服を買うのは勇気が入りますから、購入前に相談できるのは嬉しいですね!

積極的なお客さんはSNSのDMなどで質問してくれるんですが、それってかなり熱量が高いお客さんで全体の数%だと思うんです。

その他の90%以上の人は「質問すると迷惑かな…?」と思って諦めるか、買ってみたけどサイズが違うなど、お客さんを満足させられてないのが現状だと思うんです。

小川
小川

野坂
野坂
直接、質問してくる人は少ないでしょうね。。。

潜在的にもっとうちの服を楽しみたいと思っている方に、より感覚的に寄り添えるようにしたいなって思うんです。

特に、僕たちは大きいサイズの服を販売しているんで、サイズ感で悩んでいる人はすごく多いんですよね。

細川
細川

サイズ表記があるからといって、
自分の服のサイズを測ってもらい、買ってもらうだけでは、ちょっと不親切じゃないですか?

だから、身長体重、体つきがわかる写真を送ってもらって、僕たちがサイズや色味を提案できるようにしたいと思っているんです。

野中
野中

野坂
野坂
それは、すごく嬉しいサービスですね!

一回でもやり取りをしている方が購買率も上がるんです。

だからこそ、コミュニケーションの敷居をいかに低くするかがすごく重要だなと感じています。

細川
細川

チャット機能で一括管理できて、データとして残せるのもいいですよね。

今までは感覚的に服を作ってきましたが、これからはそういった過去のお客さんとのやりとりのデータを使って、経営に役立てたいなと思っています。

小川
小川

野坂
野坂
一石二鳥ですね!

コロナ禍だから増えたおうち時間。洋服だけじゃなくライフスタイルの提案へ

野坂
野坂
新しい商品を開発しているとお聞きましたが?

はい、メンズ化粧品の開発を進めています。
細川
細川

野坂
野坂
化粧品ですか!?しかもメンズ?

そうなんですよ。
今、僕らは服を売るというより、ライフスタイルの提案に向かって行っていて、日常的で身に付けるものの質を高められるような提案、商品開発をしたいと思っているんです。
細川
細川

開発中のメンズ基礎化粧品

野坂
野坂
ライフスタイルの提案とは、どういうことでしょうか?

例えば、僕の話ですが、コロナ禍になってから出かけることが減って、健康のためのサプリメントや食品などにお金をかけるようになったんです。

女性の化粧品にしても、外見を綺麗に見せることから、本質的な自分の肌の状態を良くするような化粧品の需要が高まっているように思うんです。

細川
細川

TENG STORE OSAKAのお客さんも同じだと思うんです。そこでメンズ化粧品の開発をスタートさせたんです。
小川
小川

 

めんどくさいマインドに寄り添うメンズ化粧品

開発中のメンズ基礎化粧品

若い人や拘っている人は、いくつも化粧品を使っていますよね。

例えば、洗顔フォーム、シェービングクリーム、導入化粧水、化粧水、乳液などなど。

若い人はそういったことに手間を惜しまないから成り立つと思うんです。

野中
野中

野坂
野坂
確かに若い時は毎日鏡の前に張り付いていました。

僕ら世代は、
それはめんどくさくて…
百貨店のメンズの化粧品売り場に行って、いろいろ試して買うこともないし、たくさんの工程もめんどくさい。

年齢的に自分にかけるお金に余裕があり「何を身につけようか?」と考える反面、煩わしいことは嫌なんです。

細川
細川

野坂
野坂
わかります。いかに時短できるかをいつも考えています。

TENG STORE OSAKAのお客さんは、30代後半から50代の独身男性が多い。

めんどくさいのは嫌。でももうちょっと良くなりたい!という矛盾みたいなものを解決することができるメンズ化粧品を作りたいんです。

どっちかというと人のマインドに寄り添うメンズ化粧品を作りたいと思っています。

野中
野中

野坂
野坂
人のマインドに寄り添うメンズ化粧品って、どんなのですか?

着飾るための化粧品ではなく、肌の調子を整える基礎化粧品です。

例えば、洗顔とシェービング、保湿が、1つの化粧品でできたらめっちゃ楽じゃないですか?

小川
小川

野坂
野坂
そんなことが可能なんですか?

顔を1回洗って、シェービングクリーム塗って剃って、またゆすいで…化粧水って…当たり前のルーティンだと思っていました。

僕らが開発してる商品は、泡立てず顔に馴染ませて、髭をそって洗い流したら終わりです。

それで保湿まで出来るんです。

小川
小川

野坂
野坂
早く発売してください!

ずぼらな僕ら3人がどうやったら続けられるか、その観点を大切にして作っています。

正直、「〇〇エキスがどう!」とか言われたからって、分からないじゃないですか。

手間なく続けられて長期間使ってもらえる商品を目指しています。

野中
野中

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