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What's Yoridoko Workin'?なぜかわからないけど居心地がいいシェアオフィス

ヨリドコワーキン うめきたシェアオフィス お節介ビジネス相談 なぜかわからないけど心地いい コンサルは体質改善

細川 細川

こんにちわ、細川です。
うめきたのシェアオフィス『ヨリドコワーキン』の続きです。

聞き手/文
ヒトト製作所 野坂大

登場人物

小川

小川

当時は、小川合名会社社長になったばかり。空室だらけの小川ビルの再生に四苦八苦。

細川

細川

当時は、小川ビルの一室を借りているフリーランスのデザイナー。ヨリドコワーキンを企画。

「なぜかわからないけど」が、この場所のパワー

コミュニケーションが生まれる仕掛けを散りばめた結果、

  • なぜかわからないけど居心地がいい
  • なぜかわからないけど人と仲良くなれる
  • なぜかわからないけど成長できた

みたいな、「なぜかわからないけど」ってのがこの場のパワーになっていると思います。

結果、”よりどころ”になる。

よくわからないフィルターを作ることが場づくりの肝。それを全てに仕込んでいくようなイメージでつくったシェアオフィスです。

 

未来からの言葉でシナリオを作っていく

このシェアオフィスの空間づくりをする時、僕の好みでサイズを決めたり要望を伝えるのではなくて、未来からの言葉を重要視して、発注しました。

 

僕が見えている景色として、

細川
細川
身長、何センチの男の人と、何センチの女の人が立っていて、こう言う話し方でこう言う距離感で話すと思うから、ここはこういうサイズにして欲しい
ここは距離が遠すぎる。これくらいの距離だとパーソナルスペースがとれて嫌じゃないし、人がいると感じることのできる距離だから、ここの寸法はこうして欲しい
細川
細川

という感じで伝えました。

 

この人たちからこう言う会話が生まれるとだろうと、設計の素人が感覚的に話すのではなくて、ここを利用してくれる人たちの未来を仮定して業者さんに伝える。

 

とにかく未来に立って、

分析をして、脚本家のようにシナリオを書いて、演者はこのように動くからって大道具さんに発注して、小道具も作っていく感じです。

 

それが空間全体のサービスに反映されていくと考えてます。

僕らの手間もかけずに合理的に運営しながら、利益も上がって、利用者さんも心地よい。そんな全てが循環する仕組みはシナリオを最初につくる。イメージしきる。

やっている時はずっとそれを考えていて、イメージし切れなかったら一旦待ってもらうこともありましたね。

 

 

感性の強い人が集まる

他のシェアオフィスを知らないんですが、ここに入ってきた方はとても直感力が強い方、感性が強い方が多いと思います。

ここに入った瞬間の空気感、整い方で決める方が多い。

不自由なことはもちろんありますが、利用者さん次第では自由に利用できるからそれに惹かれて入居される方が多いです。自主的で自立した感性を持った人が入るから、そういう人同士は衝突することが少ないし調和します。

 

それに全くルールがないので、なぜか空間と人が調和できて、スペック云々では全く測ることのできない空間になっています。

 

生まれるお仕事

ヨリドコワーキンのユーザーさんは、建築、インテリア、デザイナーさんなど、比較的クリエイターさんが多いのですが、ユーザーさん同士でお仕事が生まれることがよくあります。ユーザーさんの仕事関係の人が口コミで入居されることもありますし、ほぼほぼ外部に営業する必要がないくらいです。

退所されても、ユーザーさん同士や、僕らとも繋がりは切れることはなくて、一緒に仕事をすることもよくあります。

 

お節介ビジネス相談

ヨリドコワーキンでは、

必要あればビジネス相談も承っています。

説教地味ない程度に笑。カウセリングが好きだし、楽しいので。

ここだけじゃなくて、僕らが運営しているコミュニティパブ『テンチョス』では、ほぼ毎日ビジネス相談を受けています。

こないだは、テンチョスで弁護士さんが「昨日の続きなんですけど…」って数日間連続で相談しに来てくれたこともあります。

超お節介なので

元々は1時間いくらでやってたけど、今は無料でしています。

場所の売りになればいいかなって。笑

僕が、超お節介でビジネスの相談を受けるのが好きなのでやってます。

小川
小川
細川がビジネス担当で、僕は世間話担当です!

 

お節介おばさん的ビジネスコンサルティング

 

 

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